2011年 02月 23日
やっとわかった |
Kazuo Ishiguroに漂うもの。
昭和なのだ、昭和。
翻訳しても、漂う昭和。
向田邦子、青木玉、須加敦子、女性ばっかりだけれど。
漂う昭和が、この作家たちととても似ている。
日本人ご両親と五歳で英国へ渡ったKazuo Ishiguro。
どうやら家庭では、日本語は使わなかったらしい。
それでも、家庭における母親の役割、特に昭和生まれの母親、というのは
彼に決定的な何かを与えている、と私は考える。
トミーの絶叫、有刺鉄線のビニール。
五人が訪ねた海辺の町が、あまりにサンフランシスコのシークリフに似ていて切ない。
Never Let Me Go.
なんという静かな絶叫。
昭和なのだ、昭和。
翻訳しても、漂う昭和。
向田邦子、青木玉、須加敦子、女性ばっかりだけれど。
漂う昭和が、この作家たちととても似ている。
日本人ご両親と五歳で英国へ渡ったKazuo Ishiguro。
どうやら家庭では、日本語は使わなかったらしい。
それでも、家庭における母親の役割、特に昭和生まれの母親、というのは
彼に決定的な何かを与えている、と私は考える。
トミーの絶叫、有刺鉄線のビニール。
五人が訪ねた海辺の町が、あまりにサンフランシスコのシークリフに似ていて切ない。
Never Let Me Go.
なんという静かな絶叫。
by yumikodi
| 2011-02-23 15:03
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